お酒の好き嫌いや強い弱いは遺伝が大きく関係している。
旦那の両親はあまりお酒を飲まず、旦那も少ししか飲まない。
私の両親は毎日お酒を飲む。
父は家の中では常にいいちこの入ったグラスを片手に握り締め、庭に行くにもお風呂に入るにも手から離れることはない。
母はビールが大好きで、冷蔵庫はもちろん、台所の棚、床下収納、寝室のクローゼットにまで缶ビールのストックが置かれている。
この両親から生まれた私は必然的にお酒を飲むようになる。
旦那と付き合いたての頃、居酒屋で酔っ払った私がピッチャーごとビールを飲み、それを見た旦那は後悔したらしい。
そんな私も妊娠期間、授乳期間の計2年間は一切お酒を飲まなかった。
晴れて飲めるようになった日に久しぶりのお酒を摂取すると、身体がアルコールに拒絶反応を示し、弱くなっている自分にひどくショックを受けた。
ここ数年はお酒を飲むのは年に2、3回である。
と長々と昨日の二日酔いの言い訳を書いてみた。
二日酔いで起き上がれない私を見て、旦那が「寝てていいよ」とさらりと言った。
今まで旦那が連日に飲みに行く機会があっても、私は怒ったりしたことがなかった。
「怒らなくて良かったー。怒ったら自分に返ってくるもんなぁ」と布団にくるまりながらつくづく思った。