単行本作業の合間に、王将戦のネームを描いている。
渡辺にインタビューし、録音をそのまま文字に起こす(口癖も入れたいからそのまま)。
これがかなりの分量になる。
活字の媒体であれば、恐らくここからノミで削って整えていくのだと思う。
けれど漫画はページ数が限られており、ノコギリで大きく切らなければならない(勿体無いと躊躇は出来ない)。
そこからページや段落やコマに合わせて、話をパズルのように組み立てていく。
合間合間に笑いを混ぜ、最後にオチを足す(必須)。
そしてこの後、これを絵にするかと思うと、恐ろしくなる(絵が描けない漫画家)。