将棋

千駄ヶ谷の将棋会館でチャリティー将棋が行われた。
「3面指しの6枚落ちで勝ったら7級」という旦那の言葉に釣られ、私と息子は会場へ向かった。

会場の入り口には長蛇の列。
30分以上待ってなんとか入場したと思ったら、今度は指導対局申込みの列。
やっと自分の番!と思ったら、前の人で3面指しの申込みが締め切られた。
着いて早々目的がなくなった。

とりあえず4階へ行く。
「棋士と一緒に遊ぼう!」のコーナーへ行き、息子は金井くん(五段)にどうぶつしょうぎをお願いする。
息子がライオンをすみに引くと、「得意の穴熊にね」と金井くん。
…初対面のはずなのだが。

「特別対局室で棋士と記念撮影」のコーナーへ行く。
「佐藤さん(康光九段)と撮ろう!」とはりきって列に並んでいたら、撮影の直前になって前にいる人たちが財布からお札を出し始めた。
財布の中身を確認せずに家を出た私は既に手持ちが0円になっており、あわてて列から逃げ出した。
(後から旦那に聞いたら、財布からお金を出した人は募金に入れるためだったらしい)

2階の「ぐるぐる将棋対局」のコーナーへ行く。
息子が私と隣りに並んで指したいと言うので、2人分申し込んでいた。
が、実際は席が空いたところから順に座るため、息子と私は隣にならなかった。
何のために私も申し込んだのか分からなくなった。

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終局時に目の前にいた棋士に指導対局券にサインをもらえる。
息子は高野さんに。

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私は金井くんに。
対局中、その場に座っているだけでもなんだか恥ずかしく、ずっと盤だけを見ていました。
いろいろな棋士が変わる変わる指してくれるという「ぐるぐる」の醍醐味をちっとも味わえずにいました。

将棋会館からの帰り道、佐藤さんと写真を撮れなかった後悔が胸に残った。

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代々木駅にて「棋士と記念撮影」。戸辺くん(六段)ありがとう。
そして3面が指せなかった息子の7級はおあずけです。
by inaw | 2011-05-06 13:09
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