2010年 07月 08日 ( 1 )

誕生日会

幼稚園で息子の誕生日会があり、保護者である私も参加した。
教室に小さなイスがぐるりと並べられ、中央に私と息子が座った。

「今日はせっかくお母様に来ていただいたので、一つ質問をしようと思います。なんで『しゅう』君というお名前にしたんですか?」

先生に聞かれて困った。
正直、理由はない。
というのも、生まれる前に性別が分からず、なんとなく女の子の名前を考えていたからだ。
分娩台で見た我が子に予定外のモノが付いており、あわてて名前を考え直した。
退院して家に戻った後、旦那と私は頭をくっつけるようにして漢和辞典のページをめくった。

「この漢字かわいいっしょ?」

私が「柊」の字を指すと、旦那も同意した。
響きと雰囲気だけで選んだため、真夏生まれのくせに『冬』が入っている。

「…し、『しゅう』という名前がかわいいと思ったからです」

先生の質問にそう答えると、「それだけ?」「はやっ」と周りの女の子たちから言われた。
たぶん他のお母さんたちは愛情込めて理由をあれこれ述べるのだろう。

ごめんよ、息子。
細かいことを気にしない大きな人間になってくれ。
by inaw | 2010-07-08 09:57